SEO対策において、被リンク(バックリンク)は非常に重要な要素の一つと言われています。被リンクとは、他のウェブサイトから自分のサイトへ向けられたリンクのことですが、被リンクが無いと上位表示されないのか?実際に自分のブログサイトで確認してみました。
被リンクが重要だと言われる理由
検索エンジンの評価基準に含まれる
被リンクは、検索エンジン(特にGoogle)がサイトの評価を行う際の主要な指標です。質の高いサイトからのリンクは、検索エンジンに「このサイトは信頼できる」と認識され、ランキングの向上に貢献します。
権威性と信頼性の向上
他の信頼性の高いウェブサイトが自分のサイトへリンクを貼ることは、権威性や信頼性の証拠となります。特に、関連性の高い業界や分野のサイトからのリンクは、SEO効果が大きいです。
トラフィックの増加
被リンクはSEOのランキング向上だけでなく、直接的なトラフィックももたらします。人気のあるサイトからリンクされることで、そのサイトの訪問者があなたのサイトにもアクセスする可能性が高まります。
クローラビリティの向上
被リンクは、検索エンジンのクローラーが新しいコンテンツやページを発見しやすくする手助けをします。他のサイトからリンクが貼られていると、クローラーがそのリンクをたどり、あなたのサイトを頻繁に巡回するようになります。
多様なリンクの重要性
リンクの数だけでなく、質や多様性も重要です。同じサイトからの多数のリンクよりも、異なるドメインからのリンクが価値が高いとされています。また、リンク元のサイトのコンテンツやテーマが自分のサイトに関連している場合、より高い評価が得られます。
被リンクの質を高めるために
信頼性の高いサイトからリンクを得る: 権威あるサイトからのリンクはSEO効果が大きいです。
コンテンツの質を向上させる: 他のサイトがリンクしたくなるような、有益で質の高いコンテンツを提供することが重要です。
自然なリンク構築: 無理にリンクを集めようとする行為(リンクファームや購入リンク)は、ペナルティを受けるリスクがあります。自然な形でリンクを得ることが推奨されます。
被リンクが無くても状表示された例
被リンクが無くても上位表示された例をお見せいたします。
google search console では被リンクは検出されておりません。
ドメイン歴は5年以上ありますが、被リンクは他のツールで調べても5件ほどしかなく、しかも権威のあるサイトからの被リンクではありませんでした。
ブログの記事が大手ニュースサイトより上位に表示された
コチラの記事ですが、「セブンイレブン苦戦」で検索すると、何と3位に表示されました。
しかも日経新聞の記事より上というから驚きです。
被リンクは関係ない?ドメイン歴は関係ある?記事の内容が優先?
もちろん、一つの例で断言なんてできませんが、被リンク数はあまり関係ないのかな?という印象です。
質の高い被リンクと質の低い被リンク
質の高い被リンクと質の低い被リンクの違いは、リンクがどのようなサイトから、そしてどのような方法で得られているかによって決まります。以下に、質の高い被リンクと質の低い被リンクの主な違いを解説します。
質の高い被リンク
- 信頼性の高いサイトからのリンク:
- ドメインパワーや権威性が高いサイト(例:大手メディア、政府機関、教育機関、業界の有名サイト)からのリンクは、質が高いとされます。Googleはこれらのサイトを信頼しており、そこからのリンクはその価値を反映します。
- 関連性のあるサイトからのリンク:
- あなたのサイトのテーマや業種と関連するサイトからのリンクは高評価を受けます。たとえば、ファッションに関するウェブサイトが他のファッションサイトからリンクを受ける場合、より質の高いリンクとして評価されます。
- 自然に得られたリンク:
- コンテンツが優れているために他のサイトから自然にリンクされたものは質が高いと見なされます。これは、自動的に作成されたリンクや不正な手法で得られたリンクとは異なり、信頼されやすいです。
- リンクの場所とコンテキスト:
- リンクが記事やブログの本文中に自然な形で含まれている場合、質が高いとされます。サイドバーやフッターに無造作に置かれたリンクは、通常質が低いとされます。
- アンカーテキストが適切:
- 被リンクに使われているアンカーテキストがコンテンツやリンク先ページに関連していることが重要です。例えば、「SEO対策」というアンカーテキストでSEOに関するページにリンクするのは良い例です。
質の低い被リンク
- スパムサイトや信頼性の低いサイトからのリンク:
- 内容が薄く、広告やリンクだらけのスパムサイトや不正な目的で運営されているサイトからのリンクは、検索エンジンにとってマイナスの影響を与える可能性があります。
- 関連性の低いサイトからのリンク:
- サイトの内容が全く異なる業界やテーマのサイトからのリンクは、価値が低いとされる場合があります。たとえば、料理のサイトがIT系のサイトからリンクを受けても、関連性が薄いため効果が低いです。
- 自作自演のリンクや購入されたリンク:
- 自分で作成した複数のサイトやブログからのリンク、またはリンクを購入して得たリンクは、Googleのガイドラインに違反する可能性が高く、ペナルティを受けることがあります。
- 低品質なディレクトリサイトからのリンク:
- 一部の無料リンク集や、内容の薄いディレクトリサイトからのリンクは、質が低いと評価されやすいです。これらのリンクは自動的に生成されることが多く、SEO効果がほとんどありません。
- リンクファームからのリンク:
- リンクファームとは、大量の相互リンクを目的としたサイト群のことで、これらからのリンクはスパムと見なされやすく、SEOに悪影響を及ぼします。
まとめ
質の高い被リンクは、信頼性、関連性、自然さに基づいて評価され、SEOに大きなプラス効果をもたらします。一方、質の低い被リンクは、不正な方法や関連性のないサイトから得られたもので、最悪の場合、ペナルティを受けるリスクがあります。被リンク戦略を実行する際は、質にこだわることが大切です。
被リンクが増えるとドメインパワーも上がるのか
一般的には被リンク(バックリンク)が増えると、ドメインパワーが上がる傾向にあります。被リンクは他のウェブサイトから自分のウェブサイトへのリンクのことで、検索エンジンはこれをウェブサイトの信頼性や権威の指標として評価します。
以下がその理由です:
- 信頼性の向上:信頼できるサイトからのリンクは、検索エンジンに対してそのリンク先のサイトが価値あるコンテンツを提供していることを示します。
- SEO評価への影響:被リンクはGoogleのランキングアルゴリズムにおいて重要な要素の一つです。特に高品質なサイトからの被リンクは、SEOの評価を大きく改善します。
- ドメインパワーの向上:被リンクが増えると、ドメイン全体の権威が上がる可能性があります。ドメイン全体の信頼性が高まることで、特定のページだけでなく、サイト全体が検索結果で上位に表示されやすくなります。
ただし、被リンクの数だけでなく、質も非常に重要です。スパム的なサイトや関連性の低いサイトからの被リンクは、逆にSEOに悪影響を与えることがあります。
つまり、質の高い被リンクを増やすことが、ドメインパワーを効果的に上げる方法と言えます。
まとめ
被リンクはSEO対策において、サイトの評価やランキングに直結する非常に重要な要素で、質の高いリンクを集めることで、ドメインパワーのアップには繋がりますが、それだけでは上位表示は難しく、コンテンツ(記事)が検索ユーザーにとってどれだけ有益な情報となっているかどうかが、最も重視されるところではないでしょうか。
株式会社キャリアリープでは、SEO対策に関する情報にアンテナを立てて吸収し、また、自ら運営するサイト・ブログで様々な実験を行い、クライアント様のお役に立てるように頑張っております。