「自分のYouTubeアカウントがスパムだと判定され、BANされてしまった。どうして?」との報告がX(旧Twitter)で10月4日の午前から相次いで投稿されています。
以下、yahooニュースからの引用です。
YoutubeでBANされるとどうなるのか?
では実際、YoutubeでBANされるとどうなるのでしょうか?
YouTubeでBAN(アカウントの停止)されると、いくつかの重大な影響があります。BANには主に2種類あり、一時的なBAN(アカウント停止)と永久BAN(アカウント削除)があります。以下では、YouTubeでBANされた場合に何が起こるかについて説明します。
アカウントへのアクセスが制限される
BANされると、そのアカウントにログインできなくなります。これは、YouTubeへのアクセスやコンテンツの管理、コメントの投稿など、通常の機能が一切利用できなくなることを意味します。
- 一時的なBAN:一定期間のアカウント停止。この間、動画のアップロードやコメント、チャンネルの管理ができません。違反の内容によって、期間が決まります。
- 永久BAN:アカウントが完全に削除され、二度とログインできません。また、同じメールアドレスを使って新しいアカウントを作成することも禁止されています。
アップロードしたコンテンツが削除される
BANされると、アカウントに関連付けられたすべての動画が削除されます。これは、視聴者がその動画にアクセスできなくなることを意味します。もし永久BANされた場合、すべての動画やコメント、再生リストなどが完全に失われます。
チャンネルの削除
チャンネルがBANされると、YouTube上からそのチャンネル自体が削除されます。フォロワーや視聴者はそのチャンネルにアクセスできなくなり、チャンネルページも消滅します。
広告収入の停止(YouTubeパートナープログラム)
YouTubeパートナープログラムに参加して収益を得ているクリエイターの場合、BANされると広告収入も停止されます。永久BANの場合、今後そのアカウントで収益化を再開することはできなくなります。
再度アカウント作成が制限される
YouTubeの利用規約に基づき、一度BANされたユーザーは、新しいアカウントを作成することが禁止されます。これは、同じ名前やメールアドレスだけでなく、場合によってはIPアドレスやデバイスも追跡され、YouTubeへの再登録が困難になります。
他のGoogleサービスへの影響
YouTubeはGoogleのサービスの一部であり、YouTubeアカウントのBANがGoogleアカウント全体に影響を与える場合もあります。特に、重大な規約違反があった場合には、GmailやGoogleドライブ、Googleフォトなどの他のサービスへのアクセスが制限される可能性もあります。
BANの理由
YouTubeのBANは、以下のような行為に対して行われます:
- コミュニティガイドライン違反:暴力的、差別的、ヘイトスピーチ、スパム、不適切なコンテンツの投稿など。
- 著作権侵害:他人の著作物を無断で使用した場合、著作権侵害としてアカウントが停止される可能性があります。
- 繰り返しの違反:警告や違反が複数回にわたって行われた場合、BANされるリスクが高まります。
異議申し立ての手続き
アカウントがBANされた場合、YouTubeは通常、ユーザーに対してメールでその理由を通知します。ユーザーはその決定に異議申し立てを行うことができ、YouTube側に再評価を求めることが可能です。異議申し立てが認められれば、アカウントが復元されることもあります。
結論
YouTubeでBANされると、アカウントやコンテンツ、収益に対して重大な影響があります。特に永久BANの場合、すべてのコンテンツが失われ、同じユーザーとして再登録することが不可能になるため、YouTubeのコミュニティガイドラインや著作権法を遵守することが非常に重要です。
Youtubeで生計を立てている方には死活問題
確かに、YouTubeで生計を立てている方にとって、アカウントのBANは大きな打撃であり、まさに「死活問題」となり得ます。収入源が突然遮断されることで、生活に深刻な影響を与えることがあるため、以下の点を意識して対応や予防策を取ることが重要です。
リスク分散の重要性
YouTube一本で収入を得ている場合、アカウントがBANされると即座に収入が途絶える可能性があります。これを防ぐためにも、以下のようなリスク分散が推奨されます。
- 他のプラットフォームの活用: YouTube以外にも、Twitch、Instagram、TikTok、X(旧Twitter)などのプラットフォームでファンベースを構築する。
- ブログやメールリスト: プラットフォームの影響を受けない収益源として、独自のウェブサイトやメールリストを作成し、ファンとの直接的なつながりを持つ。
- 有料サブスクリプションサービス: PatreonやFanboxなど、視聴者が直接支援できるプラットフォームで収入源を多様化する。
BANに備えてバックアップ
YouTubeでの収益が大きな割合を占めている場合、以下のようなバックアッププランを常に考えておくことが大切です。
- コンテンツのバックアップ: YouTube以外に、自分のコンテンツを保存しておくことで、万が一アカウントがBANされても、他のプラットフォームにスムーズに移行できる。
- 契約内容の確認: もしスポンサーシップ契約などがある場合、YouTubeアカウントがBANされた際の対応策や契約内容を事前に確認しておく。
YouTubeは巨大なプラットフォームであり、多くの収益機会を提供しますが、同時にプラットフォームのルールに従わなければ簡単に収入源が途絶えるリスクもあります。そのため、リスク管理をしっかりと行い、柔軟に対応できる体制を整えておくことが成功の鍵です。
復旧するのにには再申請が必要で復旧までにどれくらいかかるのか
通常、YouTubeアカウントがBANされた場合の復旧時間は、通常数日から2週間程度が目安です。ただし、違反の内容やYouTubeの審査状況に応じて、もっと早く復旧することもあれば、時間がかかることもあります。
ただ、今回の場合は誤検知によるBANなので、復旧日数は変わってくるかもしれません。